葦風の記録77

出雲市駅に迎えに来て、ぶったまげたのはオヤジだ。わしは土色の顔をして、駅に着いたとたんに力つきて倒れてしまったのだ。

ただならぬ状況を察したオヤジは、そのまま病院へ連れて行ってくれた。

そこで診察を受けたが、医者に言われたのがこの言葉。

「あなたはバカですか!なんて酷い状態だ、この体調で受験したなんてとんでもないですよ。すぐに入院してください!」

よっぽど悲惨な状態だったらしいな(笑

わしはあっけなく病棟にぶち込まれてしまったのだ。