葦風の記録96

仙台に旅立つ数日前、オヤジは囲碁仲間を約30人自宅に集めてくれ、盛大な壮行式(単なる碁会兼飲み会?)を開いてくれた。

なんだか時代錯誤な気がしたが、みんな喜んでくれて、別れを惜しんで涙まで流してくれた。

そのうち、ひとりのおじさんが「王将」を歌い始めて、やんやの喝采を浴びていた。

そう、歌詞を知ってるかい?

明日は東京へ出ていくからは〜何がなんでも勝たねばならぬ〜

そしてそのオッさんは、感極まって「坊、東京でも絶対勝ってくるんだぜ」と言って泣き、みんなもつられて泣きだした。

このバカヤロウ❗️わしは仙台に行くんだよ❗️

オメエら、この会の趣旨を理解してネエだろ❗️

まあ、この通り楽しい送別会だったぜ笑