2019-08-24 葦風の記録11 当時、少年少女囲碁選手権が新しく創設されて、囲碁界は沸いていた。 その県大会に出場するよう、先生に言われたのだ。 わしは、それまで大会というものに参加したことが無かった。 ただなんだか面白そうだったので、素直に出場することにした。 気楽なもんだったよ。 誰もわしには、期待していなかった。わしは1級だったし、小学生の部にも有段者が沢山出場していたのだ。